国語を含めすべての教科で重要なのは読む力です。

特に来年受験を控えている生徒さん、塾の組分けテストで時間切れのため全ての問題に解答できずに苦労している生徒さん。

解法トレーニングももちろん大切ですが、読む力も見直していただきたいと思います。

そこまでやってきている暑い夏。読む力のトレーニングに熱い力を注いでみませんか。

速く読む

当たり前のことですが、問題文は速く読めることが大前提です。これにより得られる効果の1つは解答に時間をかけられること。

一般的に日本語を読む速度は400~600字/分。受験を控えている方は600字/分で読めることが理想的です。読むということは、目で追うことではありません。速く、けれど『読む』ために、「速く音読する」ことに取り組んでいただきたいのです。

無料のアプリもあるのでそちらを使っても良いのですが、大切なのは生徒さんの興味を失わせないこと。

「やらされている」と感じる学習は、どの教科でも高い効果は期待できないものです。

生徒さんのレベルより少し上の文章を、タイムトライアルしながら読んでみる。ですから、ご自宅ではご両親との競争も良いのではないでしょうか。生徒さんの意欲を刺激しつつ、「できることが楽しい」を味方につけてほしいのです。

ある部分に囚われない

国語の長文読解で苦労する生徒さんは、一生懸命読みすぎていることがあります。ある一文の意味が分からなかったら、そこで止まる。わかるまで考え抜く。とっても真面目に取り組んでいるのです。

ですが、そのスピードだとまず設問全てに解答する時間は取れません。それに、一部分にこだわってしまう、その部分の印象が残りすぎてしまうので、全体像が掴めない。選択問題でも苦労してしまうパターンです。

でもタイムトライアルで『速く読む』ことを意識して読めば、どこかで立ち止まることはできません。強制的に、前に前に進みます。ある部分に囚われることがなくなります。

これが速く読むことのもう一つの効果です。はじめは読むことに必死で、文章の意味が分からないかもしれません。でも、それでいいんです。ちゃんと慣れていきます。はじめはたどたどしくて、文章の切れ目も分からず読んでいても、回数を重ねていくうちに『読む』という行為に慣れていきます。滑らかに音読できるようになったら、文章の意味が分かるようになります。

ぜひ、『速く読む』音読トレーニングを始めてください。過去問などがあれば、今日からでも始められます。今日この時を大切に、積み重ねていきましょう!