12月になり、「○○○まであと何日」という気持ちで日々をお過ごしの方も多いと思います。

焦る気持ち、途方に暮れる気持ちもありますよね。

過去問演習に追われる日々。けれど思うように点が上がらない。その繰り返しがさらに焦りを生みます。

「今、なにをすべきか」の前に

まず知ってほしいこと。

それはご自分の【弱点】です。

同じ点数のお子様でも、弱点は様々です。当然、そこに対するアプローチも様々です。

ですからまず現状把握。小学生の方は保護者様のお力も借りて、どこが弱いのかを確認する。

「そんなこと、もうとっくにやったよ!」もちろん、そうでしょう。

それはいつでしたか?

1か月前と今日とでは、自分の実力は違う。周りの状況も変わっている。

以前と今日とで弱点が同じでも、必要な点数も変わっているはずです。

今日できること

国語では、語彙力の低さはどの場面でもマイナスに作用します。

語彙を問う問題はもちろんですが、長文読解でも「わからない言葉が出てきたら止まってしまう」方は多いはず。国語に限らず、他教科の文章題でも「知らない言葉」というのは一気に思考を停止させる恐ろしい力があります。せっかく知識や計算力があっても、「言葉を知らない」というだけで(だけ、ではなく重大問題なのですが)得点に結びつかないのです。

語彙力は積み重ねです。今日から1個ずつ覚えていくしか方法はありません。

例えば2024年2月1日の入試に間に合わせたいなら?今日が2023年12月3日として、あと59回覚える機会があります。1日3語なら177語覚えられます。1日5語で295語、1日10語で590語。

日数が1日でも多いほうが良いので、始めるのはもちろん今日から。時間を味方につけましょう。

今日できることを着実に行う。これが遠くにある目標にたどり着く最短ルートだったりします。

一朝一夕では身につかないもの

語彙力は一朝一夕では身に付きません。

同様に身に付かないもの。それは自信です。「自分はこれだけやったんだ」、という自信。

中学、高校、大学、さらには入社試験まで。試験と名の付くものには、何が起こるかわからない部分が多くあります。それは電車遅延や気候などの外部要因と、主に体調(精神面を含む)の内部要因が原因です。

外部要因はある程度までしか対応できないことは言うまでもありません。では、内部要因はどうかというと、いくらでも備えることができます。

体調は直前期だけでなく、これも1日でも早く生活リズムを整え、風邪をひいたりすることが極力ないように抵抗力を高める生活習慣を意識する。できればご家族みんなで自然とそうした環境を作れれば、言うことはありません。

そして精神面。不安に打ち勝つためにゲン担ぎをするもよし、神社にお参りするもよし。そして「これだけやった!」という自信を持てるよう、自分にとって最大限の努力をする。今日から少しずつ。これまで積み重ねてきたものに更に上乗せをする。上乗せするべきは何なのか、自分では決めかねるようであれば塾の先生に相談しても良いでしょう。

やることは細切れに

何しろ大きな目標に挑むのです。やれることは数限りないでしょう。けれど時間が有限なら、その中で「やった!」と自信につながる取り組みをするべきです。

大きな目標をちょっとずつ小さくして、今日のやるべきことに。焦りは本来の力を弱めますから、焦らずに。確実に一歩ずつ進む先に、ゴールがあります。