受験の天王山、と呼ばれる夏が来ました。この期間は、第一志望の学校を定める準備期間です。この期間でどれだけ底力を蓄えたかで、秋以降のスケジュールが大きく変わります。
早朝の時間を有効活用しよう
当塾は世田谷区の下馬地区にあります。世田谷区の東の端に位置し、目黒区に接している閑静な住宅地です。塾の窓からは野澤稲荷神社が臨め、授業中には神社の木々の葉擦れの音しか聞こえないこともよくあります。
私は九州出身ですから、東京にこんなに静かな土地があるとは思いませんでした。ですがやはり東京、三軒茶屋は徒歩圏内、渋谷や目黒はバスで簡単にアクセスできます。実際、この近辺で渋谷区や文京区の中学校に進学されている生徒さんもいらっしゃいます。
世田谷公園や駒沢オリンピック公園には早朝から散歩やジョギングなど、思い思いに有意義な時間を過ごされている方々がいらっしゃいます。私も今朝は頭痛とともに目覚めましたが、気分転換に三軒茶屋方面をロードバイクでポタリングして、すっきりとして仕事に向かいました。朝の時間を有効に使うと、そのあと1日の過ごし方が大きく違ってきます。夏休みは意識的に生活リズムを整えて、朝のうちに苦手な教科に取り組むのがおすすめです。睡眠から目覚めた脳は、1日のうちで1番集中できる状態です。この時間帯を使って、1番脳に負担のかかる苦手教科を、脳が疲れてきた午後からは得意な教科に取り組みましょう。
ちなみにもし朝が眠くて集中できないという方は、体質でなければ夜の過ごし方を改善することを検討したほうが良いかもしれません。中学受験は午後があっても、大学受験や共通テストには午後がありません。睡眠の質も大切ですから、今のうちから朝に活動できる状態作りを意識してもよいと思います。
弱点克服を早めにしておく
夏休みが明ければ、演習が中心で、基礎力はあることが前提の学習になっていきます。ですから、この夏に基礎力を固めておくこと、弱点は克服しておくことが肝要です。
当塾であれば、国語力全般をお支えしていくことになります。国語が弱点であることは割と早い段階で自覚されていることが多く、国語という教科のみならず、他教科でも問題文の読み間違いが多いといった状況がみられます。せっかく旅人算や体積の計算力を磨き、社会の暗記を頑張っても、問題文の読み間違いがあっては正解にはならないでしょう。とてももったいないことです。
それから、やはり国語という教科はある程度皆さん点を取る教科ですから、ここで点を落としてしまうと他教科でのかなりの挽回が必要になってきます。そこに掛ける労力を考えたら、全ての教科の底上げにつながる国語力は今のうちに固めてしまったほうが秋以降の伸びにつながります。自分の中で言葉を紡ぎ、相手の尋ねることに対して正確に、簡潔に答える力にもつながるので、面接にも有利に働くでしょう。
限りある時間を有効に
毎日の通学がないだけでも、いつもより時間があると思います。けれど意識して過ごさないと、毎日はあっという間に過ぎていきます。夏が終わった時、自分が一番望む学校を第一志望にできるかは自分次第です。そしてご家族様には、細切れに目標を設定して、あいまいな目標ゆえに「あとでまとめてやろう」にならないよう、サポートしてあげていただきたいと思います。お仕事のためにサポートが難しい場合は、夏季講習に参加していただくなどしてメリハリをつけることも大切です。
この夏休みを味方につけて、一番行きたい学校に行きましょう。