学校の定期テスト、塾の組み分けテスト、合不合判定テスト。

皆さん、厳しい時期をお迎えではないでしょうか。当日、ベストを出せるか出せないか。もちろんこれまでの準備も大切なのですが、あと少し気を付けていただきたいことがあります。

悩む時間は10秒

設問を読んで、なんとなくでも「こう?」と求められているものが分かるときは良いのです。しかしその逆で、何度設問を読んでも、ひたすらに考えてもさっぱり頭が動かない時もあるのです。

選択問題で正解を見極めたり、記述問題で解答を下書きしている時間は別として、設問を読んで頭が10秒フリーズしてしまったら、もう次の設問にいきましょう。一つの問題で止まってしまうと、そのあとにある自分が得意な問題さえ捨ててしまうことになりかねません。

まずは進む。いったん解けるものを解く。いけるところまでいったら、止まってしまった問題に戻る。それでもフリーズしてしまったら、とにかく何か書く。

正解でなくても、満点が取れなくてもいいのです。積み上げた点数が、自分のこれまでの頑張りを示すのですから。

記述問題はキーワードを書くこと

記述問題は「きれいに書きたい、正解を書きたい」と思うあまり、空欄で提出してしまう生徒さんも多いのはないでしょうか。でも、「これが重要なんだ、でも字数が埋まらない」なんてことなら、全くの空欄で解答用紙を提出するのはもったいない。だって、キーワードはわかっているのではありませんか。そこは試験官にしっかりアピールしましょう。

記述問題には部分点があります。書くべき要素が入っているかで何点、と採点ルールは決まっています。それならば、文字数を満たすほどの文章は書けないと思ったらキーワードだけでも書く。

説明文で「筆者の考えを書きなさい」とあったら、問題文のなかの「~だと思う。」とか、「~ではないか。」という一文を抜き出して書きましょう。抜き出しではなく自分の言葉で書くよう求めている設問でも、入らなければいけない文言は問題文の中のキーワードなのです。それを無視して完全なオリジナルの解答を作り上げても、高得点にはつながりません。それなら満点が無理でも部分点狙いで、『筆者の言いたいこと』を抜き出して書いてください。

テストも受験もAll or nothingではない

人生そのものさえも、小さな一つ一つの積み重ねなのです。提出する問題用紙が全て埋まっていなくても、次回はもっと埋まるようにまた勉強を続ければいい。0はいきなり100にはならないけれど、50が55、65になるのはとんでもなく大変なわけではない。

皆さんの今の実力、しっかり形にしてください。それは皆さんにしか出来ないことなのです。